・・・・人間って、どこで華開くか分からないものです・・・☆。
先日、秋物と夏物の衣装の入れ替えに部屋を掃除していて、ついでにどっちゃり詰め込まれて何がどこにあるかわかんなくなっていた本棚や押入れの整理をしました。
そこで、出てきたのは・・・・、
かつてワタシが女優とて出演させていただいた頃の映画のパンフレットの数々・・。
つい、お掃除の途中で坐りこんでじっくり見てしまいましたが(笑)、
その中でもコレ、
伊丹十三監督の映画、『スーパーの女』!!!
1996年に公開されたこの映画にワタシは、鮮魚部のレギュラーメンバーとして撮影に参加していました。
主演は宮本信子さん。
営業がそのまま出来そうなスーパーのセットにて、津川雅彦さんや、金田龍之介さん、六平直政さん、三宅裕司さん、小堺一機さん、柳沢慎吾さん、原日出子さんや野際陽子さん。。。他にもたくさんの出演者が、朝7時から終電まで日活撮影所に集合していました。
けっこうワタシも出番も多かったし、スチール写真がたくさん載っていたのでパンフレットを買っておいた模様でしたが、今、改めてじっくり見直すと・・・。
なんとビックリ!!!
スタッフさんの中に、当時サード助監督で『中村義洋』監督の名前発見!!
そして、当時の俳優担当や、制作進行、キャスティングには、現在もお付き合いのある方々のお名前が・・・。
www・・・知らなかった・・・・。
当時、私は女優で参加していて、現場スタッフさんはたくさんいても、常に芝居のこと、回りの出演者とのコミニュケーション、監督に覚えてもらうことで精一杯!!
セカンドやサードの助監督や制作担当の方のお名前もよく分からないまま1ヶ月も現場にいたなんて、今にして思えば、なんともったいないことを・・・。
まあ、当時、マネージャーいなかったからねぇぇぇ・・。映画もオーデョションで決まった仕事だったしね・・。あ、残念!!
当時サード助監督で現場を一生懸命走り回っていた若い方が、13年後の今や、売れっ子映画監督ですからね・・。
中村義洋監督と言えば、
『アヒルと鴨のコインロッカー』(2006年) 『チーム・バチスタの栄光 』(2008年) 『ジャージの二人』(2008年) 『フィッシュストーリー』(2009年) 『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2009年) 『ゴールデンスランバー』(2010年) ・・・などなど・・。
いまや数々の作品を撮る名の知れた監督に・・・。
今のところ、ウチの俳優たちとの接点はまだないけれど、特にアヒルと鴨のコインロッカーはワタシのヒット映画でおもしろい作品だったので、ぜひ近いウチに、接点が欲しいと思っていた方が、伊丹映画にいたとは・・。
本当にであった人は大切に『縁をつなげる』べきですねー。
映像の仕事のどこかでご縁があるということは、自分が続けていれば、また再びめぐり合う日が来るということです・・。
今、たくさん、たくさん、現実にお世話になっている方々にも、ワタシの事務所以外にもたくさんのお知り合いがいることでしょうし・・・。今のご縁に甘んじてないがしろにしないように、気を引き締めて、感謝を忘れないように大切にお付き合いをつなげて行きたいと思ったこの頃でした☆