2008年06月11日
映画ってホントにいいものですね・・・。
・・・映画に人生のすべてを捧げたといっても過言ではない、水野晴郎さんが亡くなった・・。
76歳・・。まだまだ若いよねー。

私もものごころついた時から、金曜ロードショーの解説でお世話ななったもんです。

だんだんと映画だけが世界の情報のリーダー、唯一の娯楽だった時代を知っている人が少なくなる・・・。水野さんと同世代、戦後が青春時代だった人からしたら、つい最近、次々と起きる本当の事件、秋葉原の無差別殺人とか、東京江東区の隣人殺人とか、点滴作り置き事件とか、もろもろのことなんて、「なんでそうなるの??」って、とても信じられないことだろう・・・。

どうなってしまったのかな?????最近の日本は????

「将来が不安だ」ってのは、いつの時代も共通しているけれど、昔の人は、食べていけるかどうかの切羽つまった物理的不安が多かっただろうけど、最近の将来の不安は「社会全体がどうなっちゃうのか?」って、漠然とした精神的不安だから、より不安感が募るよね・・・。

テレビにニュースもさぁー、どのチャンネルでも同じニュースだしね・・。ホント、ニュース見るのイヤになる〜!!!
あああ、いやな世の中だわ・・て悲観的になっちゃうもんね・・・。どうしたもんかしら??

でも!!!!今日・・!!

若い、イキイキした、将来のエネルギーを見たよ☆
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・・実は、今日はワタクシ、久々の「女優モード」でした・・☆

日本映画学校、2年演出ゼミでの実習映画に、「高校生の子供の母」の役でお手伝いに行ってきました。

久保朝洋監督という現役監督のもとに映画学校俳優科1年の俳優さんたちと2年生の演出科の生徒さんたちで作る映画実習で、休憩時に俳優付きで日傘を差してくれるサード助監督さんの役目の人までいて本格的。

みなさん、さすがに将来、自分で映画監督になりたいという夢をもった若者たちだから、真剣だし、一生懸命だし、よく動く!外ロケだったから、車や人止めしたり、セッティングしたり、エキストラやったり・・、大活躍です!
私の母としての役と主役の女の子の母の役はさすがに生徒さんでは出来ないから外部プロダクションにオファがある                 
けれど、私としては『本物の俳優さんを見たこともない生徒080611_133422.jpgたちなんで・・・。よろしく!』という監督の言葉に、内心、ビビッてました(笑)

私で何かお役に立てるなら・・と、ドキドキもんで参加しましたが、何だか一生懸命、汗流してやってる18、19、20歳位の人たちに囲まれ、久しぶりに「心のクリーニング」をさせていただいたよう・・・。

やっぱり、一生懸命は伝染するのです!!

へんなマイナス感情や、不安感も伝染するから、やっぱり、こんな「創造の現場の高ぶったエネルギーが日本全国に伝染すること」を祈ります☆

だからこそ、映画って、ホントにいいものですね・・。

水野さんに合掌・・・。そして、映画学校の若い力!
これからもがんばってほしいもんです☆

もちろん、ウチの俳優さんたちもね(笑) 

どんな現場も、誠実に、一生懸命に・・・☆