2007年01月27日
映画監督たち☆
●今日、新宿に朝10時から、映画<あなたを忘れない>の初日上映を見に行った。俳優の中松俊哉が誘ってくれたのだが、私も前から見たい映画だったし、その映画を撮った<花堂純次>監督や、韓国俳優のイ・テソンや、冬のソナタのお父さん役のジョン・ドンファンが舞台挨拶をするというので、土曜なのに、いつもよりずっと早起きして出かけていった。

・・・映画は6年前に線路に落ちた人を助けようとして亡くなった、韓国の留学生の方の実話がベースだったので、一観客としては、ホロリとしました。

どどめに、舞台挨拶に、そのホントの両親まで来日してるんだもん・・・。ちょっと、そっちはインパクトありすぎー!!思わず泣かされてしまうじゃないのー!!

控え室で挨拶した花堂監督は、髪、緑色のファンキーな方(笑)
でも、すごい真剣な顔で握手して下さって、<ああ、ホントにいい人だなー!!>って実感。
今日は映画初日でばたついていたから、あんまり話も出来なかったけれど、近いうちに飲みに行きたいわー。

・・・映画監督と言えば、昨日は<いつか読書する日>や<独立少年合唱団>を撮られた、緒方明監督にお目にかかった。

ウチのプロダクションは4年前から日本映画学校の監督クラスや脚本クラスや技術クラスの実習にウチの俳優を出したりしているので、緒方監督の3年演出クラスの最終日だと聞きつけて、どんなお話されるのか私も学生に混じって聴講した。

・・・なんと、緒方監督が26年前、20歳の時に自主で撮った8mmフィルムの上映もやっていた(笑)
監督が若き日の恥を晒す日だったらしい・・・(1980年、ピアフェスティバル入賞作品らしいけれど・・・。25年前のピアって、今みたいに最優秀賞とかなくて、入選作品だけだったんだよねー☆)
いやー、その映画は、とにかくパワフルで面白かった!!!!いま、こんな作品を20歳で作る人、いるんかねー??

緒方監督は<はずかしー!!>を連発してました(笑)
そりゃーそーだよねー!!20歳の頃の作品だもんねぇぇぇ・・・。

でも、その作品の撮影カメラまわしてたのが、石井聴互監督だから、これまた、びっくり!!

そして、講義の司会進行は、やはり新進映画監督の古厩智之さん。・・・まー、初めて顔を見て、声を聞いたけど、頭よさそー!!知的でステキ!!

そして、約4時間の講義の後に、最終日だからって、みんなにはなむけに・・といって、緒方監督は自ら持ってきたギターを奏でながら、泉谷しげるの<白雪姫の毒りんご>を歌った。
その唄の歌詞に込められたメッセージ、みんな、受け取ったかなー??

・・・映画学校の行事に顔を出すたびにいつも思う・・・。
ホント、学校だからとは言え、ホントにここの学生さんたちは恵まれている!!
ウチの俳優たちみたいに生活しょって切羽つまってる人達からしたら、刺激的で、のどから手が出るほど、よだれバタバタ出るほど、うらやましー!!環境だと、つくづく感じる・・・。


緒方監督も、ホントにあったかい、人を見下すところのない、素敵な方だった。

その後、30分くらい、ご本人とお茶を飲みながらお話させて頂いたけれど、この人柄を知った上で、もう一度、<いつか読書する日>を見たいなー。。田中裕子も私の大好きな女優だしねー。一回だけしか見てないけど、心に残る、中年の恋は、私も身に沁みたナー・・・。

・・・そんなこんなの二日間。
素敵な、懐の深い、暖かい人と触れ合える時間が持てて、ホント、この仕事に感謝!!!

映画学校の事務局の大西さん、ありがとー!!

 
TrackBackURL : ボットからトラックバックURLを保護しています